【レビュー】カフェのコンセント争奪戦は終了。「Anker 737 Power Bank」は、ノマドワーカーの最終兵器だった件について

PC・周辺機器

はじめに:「電源難民」になるストレスからの解放

「カフェに入ったけど、電源席が埋まってる…」 「新幹線の窓側席が取れなくて、PCのバッテリー残量と睨めっこ」

ノマドワークをしていると、常に「コンセントの有無」に行動を縛られますよね。 私も以前は、電源カフェを探して街を彷徨うことがありました。

しかし、ある「黒いレンガ」をカバンに入れてから、その悩みは消滅しました。 今回ご紹介するのは、Anker史上最高峰のモバイルバッテリー『Anker 737 Power Bank (PowerCore 24000)』です。

これはただの大容量バッテリーではありません。 「MacBook Proすらフルスピードで充電できる」という、非常識なパワーを持った怪物です。 価格は約2万円と高額ですが、その価値があるのか? 実際に数ヶ月使い倒してわかった「凄まじい実力」と「意外な弱点」を、忖度なしでレビューします。


スペックの暴力:140W出力って何?

この製品の最大の特徴は、「最大140W」という超高出力です。 一般的なスマホ用充電器が20W〜30W、ノートPC用でも65W程度であることを考えると、いかに異次元な数字かが分かります。

MacBook Pro 16インチすら急速充電

Apple純正の充電器(140W)と同等のスピードで充電できます。 外出先で動画編集や3Dレンダリングをしていて、バッテリーがゴリゴリ減っても、こいつを繋げばコンセントに繋いでいるのと同じ速度で回復します。 「給電」ではなく「急速充電」ができる。この安心感は計り知れません。

3台同時充電でもパワーダウンしない

ポートはUSB-C × 2、USB-A × 1の計3つ。 複数ポートを使っても、合計出力の範囲内で最適に配分してくれます。 MacBook AirとiPhone、iPadを同時に繋いでも、全てが急速充電モードになる。まさに「持ち運ぶ発電所」です。


スマートディスプレイ:ガジェット好きの心を鷲掴み

Anker 737には、本体側面にカラーディスプレイが搭載されています。 これが単なる飾りではなく、実用性と男心をくすぐるギミックの塊です。

「可視化」される快感

ケーブルを繋ぐと、リアルタイムで以下の情報が表示されます。

  • 現在の入出力ワット数(W): 「今、何Wで充電できているか」が一目瞭然。
  • バッテリー残量(%): 1%単位で正確に表示。
  • 残り時間: 「あと何分でバッテリーが空になるか」「あと何分で満充電になるか」をAIが計算して表示。

「お、今は90W出てるな」とか「あと45分しか持たないのか」といった情報が見えるだけで、作業の計画が立てやすくなります。 何より、数字がピコピコ動く様子はずっと見ていられるほど楽しいです。


容量と本体充電:24000mAhの余裕

容量は24000mAh。 iPhone 14なら約5回、MacBook Airなら約1回フル充電できる計算です。 1泊2日の出張や旅行なら、これ1台あればスマホとPCの充電は持ちます。

そして重要なのが、「本体への充電速度」です。 これだけ大容量だと、バッテリー自体の充電に一晩かかりそうですが、140W入力に対応しているため、適切な充電器を使えば約1時間で満充電になります。 朝起きて「やばい、充電してない!」と気づいても、身支度をしている間に80%くらいまで回復している。このスピード感は、忙しいビジネスマンには必須の機能です。


デザインと携帯性:正直、「武器」です

本体の質感は非常に高いです。 前面は金属のような光沢のあるパーツ、側面は滑りにくいマット加工がされており、高級感が漂います。 しかし、ここで最大のデメリットに触れなければなりません。

重い。とにかく重い。

重量は約630g。 500mlのペットボトルより重いです。 手に持つとズッシリとした塊感があり、鈍器のような迫力があります。 これを毎日カバンに入れて持ち歩くには、それなりの覚悟(と体力)が必要です。 「スマホの充電用」として買うにはオーバースペックすぎます。あくまで「ノートPCを持ち運ぶ人」向けの製品だと割り切る必要があります。


デメリット・注意点

  1. 専用ケーブルが必要 140Wの超高速充電を体験するには、対応する「140Wケーブル(USB PD 3.1対応)」が必要です。 付属のケーブルは対応していますが、うっかりその辺の安いケーブルを使うと60W程度しか出ないことがあります。
  2. ディスプレイの焼き付き 便利なディスプレイですが、長時間点灯させ続けると焼き付きのリスクがあります(自動オフ機能があるので通常は問題ありません)。
  3. 価格が高い 約2万円という価格は、モバイルバッテリーとしては破格です。 しかし、Apple純正の充電アダプタが1万円以上することを考えれば、バッテリー機能が付いてこの価格は、見方によってはコスパが良いとも言えます。

まとめ:ノマドワーカーの「自由」を買う投資

Anker 737 Power Bankは、万人向けの製品ではありません。 しかし、PCを持って場所を選ばずに働きたい人にとっては、これ以上ない相棒になります。

  • コンセントのある席を探す時間
  • バッテリー残量を気にして作業をセーブするストレス
  • 充電が遅いことによる待ち時間

これら全てが、この1台で解決します。 2万円で買えるのは、バッテリーではなく「場所と時間の自由」です。

重さはありますが、それに見合うだけのパワーと安心感があります。 もしあなたが「PCの電源問題」に悩んでいるなら、迷わずポチってください。 ディスプレイに表示される「140W」の文字を見た瞬間、その重さは気にならなくなるはずです。

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