「FEZIBO」電動昇降デスク

PC・周辺機器

はじめに:昇降デスク界の「黒船」FEZIBOとは?

「在宅ワークで腰が痛い。立って仕事がしたい。」 そう思って「電動昇降デスク」を検索すると、必ずと言っていいほど「FlexiSpot」が出てきますよね。でも、値段を見てこう思ったことはありませんか?

「机に5万円も6万円も出せないよ…!」

私もそうでした。そこで見つけたのが、今回ご紹介する**『FEZIBO(フェジボー)電動昇降デスク』**です。 なんと、FlexiSpotの約半額、**2万円台(セール時は1万円台後半!)**で購入できる驚異のコスパを誇ります。

「そんなに安くて大丈夫?」「すぐ壊れるんじゃないの?」 そんな不安を持つ方のために、実際にFEZIBO(幅120cmモデル)を導入してわかった「リアルな使用感」を、忖度なしでレビューしていきます。


基本スペックと特徴:安いのに全部入り?

まず驚くのが、この価格帯にしては機能が充実しすぎている点です。

  • サイズ: 幅120cm × 奥行60cm(作業にちょうどいいゴールデンサイズ)
  • 昇降範囲: 約70cm 〜 120cm
  • 耐荷重: 約70kg〜80kg(モニター2枚+PCでも余裕)
  • 機能: メモリー機能(3つ)、障害物検知機能
  • 付属品: フック2個、キャスター、ケーブルトレー(モデルによる)

特に**「メモリー機能」**がついているのは大きいです。「立ち位置」「座り位置」を登録しておけば、ボタン一発で自動的に高さが変わります。この機能がないと、毎回ボタンを押し続けるのが面倒で結局使わなくなるので、必須級の機能です。


組み立て:ここが「安さ」の秘密だった

箱を開けて最初に気づくのが、天板の仕様です。 ここが高級デスクとの最大の違いであり、安さの秘密なのですが、天板が「2分割」されています。

輸送コストを下げるために、1枚の板ではなく、2枚の板をダボと金具で繋ぎ合わせて1枚の天板にする仕様になっています。 そのため、組み立て工程は一般的なデスクより少し多めです。

  • 所要時間: 大人1人で約1時間〜1.5時間
  • 難易度: 説明書は図解入りでわかりやすいですが、ネジの数が多いので電動ドライバーがあると幸せになれます。

完成してしまえばガッチリしますが、組み立て中は「本当にこれで一枚板になるのか?」と少し不安になるかもしれません。


使用感レビュー:実際のところ「揺れ」はどう?

電動昇降デスクで一番気になるのが「揺れ」と「音」です。

1. モーター音は驚くほど静か

「ウィーン」という機械音はしますが、決してうるさくありません。夜間のマンションで動かしても、隣の部屋に聞こえるレベルではないでしょう。動き出しもスムーズで、ガタつきながら昇降することはありませんでした。

2. 最大の高さでの「揺れ」について

身長175cmの私が立って作業する高さ(約105cm〜110cm)に設定して、キーボードを強めに叩いてみました。 結論から言うと、**「多少は揺れるが、許容範囲」**です。

さすがに5万円クラスのデスク(脚がもっと太いもの)に比べれば、モニターアームにつけたモニターがプルプルする感覚はあります。しかし、作業に支障が出るレベルではありません。 飲み物の入ったコップが倒れるような不安感はなく、この価格帯の2本脚デスクとしてはかなり健闘している部類に入ります。

3. 天板の「つなぎ目」問題

前述した2分割天板ですが、実際にデスクマットなしで使うと、中央のつなぎ目が少し気になります。 手で触るとわずかな段差や線を感じます。紙を直に置いて文字を書くのは難しいでしょう。 ただ、大型のマウスパッド(デスクマット)を敷いてしまえば完全に解決します。PC作業メインなら全くデメリットにはなりません。


FEZIBOのここが良い!(メリット)

  1. 圧倒的なコストパフォーマンス これに尽きます。機能的にはFlexiSpotのスタンダードモデル(E1やEF1など)とほぼ同等なのに、価格は圧倒的に安いです。浮いたお金で高性能な椅子やモニターを買うのが賢い選択かもしれません。
  2. 付属品が豪華 地味に嬉しいのが、**「キャスター」**が最初から付属していること。 昇降デスクは重いので、掃除や模様替えの時に動かせるのは神機能です。さらにヘッドホンを掛けるフックや、配線をまとめるトレーもついてくるので、追加でアクセサリを買う必要がほとんどありません。
  3. デザインがおしゃれ 木目調の天板と、ブラックやホワイトの脚の組み合わせはシンプルで、どんな部屋にも馴染みます。安っぽさは意外と感じません。

FEZIBOのここは注意…(デメリット)

  1. 天板のつなぎ目 やはり見た目として「一枚板の美しさ」には劣ります。気になる人はデスクマット必須です。
  2. 組み立てが少し大変 パーツ点数が多いので、IKEAの家具組み立てが苦手な人は、誰かに手伝ってもらった方がいいかもしれません。
  3. 最低の高さが70cm前後 小柄な方(身長155cm以下など)が座って作業する場合、70cmだと少し高い可能性があります。その場合はフットレスト(足置き)を併用することをおすすめします。

FlexiSpotとどっちを買うべき?

  • FlexiSpotを買うべき人:
    • 予算に余裕がある(4万円以上出せる)。
    • どうしても「一枚板」の高級感ある天板がいい。
    • もっと重い機材(耐荷重100kg〜)を乗せたい。
  • FEZIBOを買うべき人:
    • 初めての電動昇降デスクで失敗したくない。
    • 予算は2万円〜3万円以内に抑えたい。
    • デスクマットを使うので、天板のつなぎ目は気にしない。
    • キャスターなどのオプションも最初から欲しい。

まとめ:在宅ワークの「最初の1台」として最適解

FEZIBOの電動昇降デスクは、まさに**「必要十分」**を形にした製品です。 高級デスクと比べれば細部の作り(天板の分割など)にコストカットの跡は見えますが、昇降デスクとしての本質的な機能(スムーズな昇降、メモリー機能、安定性)はしっかりと押さえられています。

「立つ・座る」を切り替えるだけで、午後の眠気が飛び、腰の負担が劇的に減る体験は、一度味わうと戻れません。 この快適な環境が2万円台で手に入るなら、投資としてのリターンは計り知れないほど大きいです。

もしあなたが「高いから…」と昇降デスクを諦めかけているなら、ぜひFEZIBOを試してみてください。きっと「もっと早く買えばよかった!」と思うはずです。

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